『製作過程~完成画像』
◇◇1/18 LEDジオラマショーケース◇◇
~オートサロン LBバージョン~
今回は、スタイル・デザインがあまりにもパーフェクトな『リバティウォーク・ミニカー』を、LED照明やジオラマセットの空間演出で、よりカッコよさを引き立たせるようなジオラマショーケースをテーマに製作をしてみました。
背面に7インチワイドモニターを配置し、映像や音声をバックにミニカー観賞が可能なジオラマショーケースになります。
~製作の過程~
製作はフロア部分より開始。
幅60㎝、奥行き45㎝の板材をベースに構築していきます。
鉄板風の特徴ある床面には、薄型のアルミ板材等を使用し、床表面は反射による映り込みが生まれるよう素材選定をしています。
ビス固定などは、ビス頭部分がすっぽり埋まるよう、下穴加工を施したのちにビスで締め付け固定しています。
細かなところもビス固定により強度を高めながら製作していきます。
天面柱部分の製作。
ケースの骨格となる柱部分は厚さ1cm、3cm幅の角材を使用。
強度のある角材に黒のカッティングシートでラッピング作業を施しています。
より表面がなめらかな角材の素材選定により、ラッピングの際の空気混入を極力防止しながら、強度も高くなるような設計をしています。
柱はやや太めで長めのネジできっちり固定して強度を高めつつ、ネジの締め付けの微調整により、組み合わせた柱のゆがみなども調整可能に設計しています。
照明パーツの製作。
各照明パーツはLEDの埋め込みと、配線の取り回しスペースなどを考慮した素材選定と、リアリティを高めるために反射板には金属パーツを使用しています。
各パーツはつや消しブラックで塗装後に表面をセミグロスクリアでコーティングしています。
スポットライトなど可動部分には超小型のマイクロビスを使用し、見た目と機能性を重視した素材選定を行っています。
ジオラマ演出パーツの製作。
ビジョンモニターには7インチワイド型のデジタルフォトフレーム(新品)を使用。
モニターはステレオ音声スピーカー内蔵タイプで、動画再生や音楽再生も可能で、スライドショー機能なども搭載されています。
LED照明用の電源アダプターとフォトフレーム用電源アダプターは、モニター裏面スペースに100V電源に1つにまとめて配置しています。
鉄骨風の柱は切り取ったプラ棒を1本1本丁寧に接着しながら柱状に組上げていきます。
LED照明の製作。
LEDは3mm白タイプを計33個使用。
各LEDは1つ1つこまめに点灯チェックを行いながら製作を進めていきます。
各LEDはしっかりとハンダ付け作業を施しながら、熱収縮チューブによる絶縁作業もきっちりと行っていきます。
製作したLEDパーツを照明パーツに組み込み配線をまとめていきます。
配線類は外から見えないよう細かなスペースにしっかりと取りまわしてまとめていきます。
すべてのパーツ類の製作が完了した後、フォトフレームにファイル取り込み用のUSB端子の延長配線を設置して全体骨格の組み上げ作業に入ります。
全体の組み上げ作業。
2㎜アクリル板を使用し、全体を組み上げていきます。
各所アクリル板に下穴切り込みを入れた後にネジ固定し、強度ある骨格ベースに仕上げていきます。
各アクリル板は作業中の擦り傷やホコリの付着などを極力防止するため保護シートは貼ったままで作業を進めていきます。
コーナー部分には黒色のL字アングルを接着固定し、ネジ後などきっちり目隠ししてディテールアップ作業を施していきます。
裏面にUSB端子を設置し、電源コードをまとめるバンドなども設置していきます。
黒色に塗装した鉄骨柱パーツなども床面よりネジで固定。
白ベースに黒文字のロゴプレートはスライド式で脱着可能に設計されており、お好みのロゴデザインに変更可能。
全体作業が完了し、いよいよ点灯・動作チェック。
すべての配置が完了したところでUSBメモリを接続しリモコン動作チェックしながら全スイッチをONにしてテスト動作も無事完了!
◇◇完成画像◇◇
リバティウォークミニカーをセットし、コンパニオンフィギアをおいて完成画像撮影。
◇◇ジオラマビジョンモニター試聴動画◇◇
シンプルなデザインでありながら、できる限りリバティウォークミニカーのカッコ良さを引き立たせるような空間を演出できるジオラマショーケースをコンセプトに製作してみましたが、個人的にはイメージ通りの良い仕上がり具合になったかとは思います(^-^)
最後までご覧下さりありがとうございましたm(__)m